2008年6月10日火曜日

共存するとはどういうことか

人にはそれぞれ個性というものがある。
共存するに当たっても個性を失ってはいけない。
他人に流され、他人の思うまま動いているだけでは何も出来はしない。
どんな場面でも自分をしっかり持ち、個の色を出すことが大事なのだ。


しかし、個性という言葉を履き違えていた。
自分の思うように何事も貫き通すことが個性ではないのだ。
それは、個性ではなく自己中心的な行動なのだ。
そういう行動が続けば、個性を生かすどころではなく孤独へと向かっていってしまう。
「これも個性を大事にしてきた結果だから仕方がない」と虚勢を張ってみても、孤独の世界では個性なんか無意味なのである。

では、本当の個性とはなんなのか?


それは、共存の世界に存在する。


人と共存し生きているからこそ、人と違う個性が見えてくる。
他人と接し、生きるからこそ個性を生かすことが出来るのだ。
しかし、今の自分はどうだろう?
どれもこれも共感を得ることが出来なかったら、それは個性だからと言いくるめてしまう。
それは、只逃げているだけなのに・・・。

本当の個性は、他人からも共感を得ることが出来るだろう。

先にも述べたが、個性とは共存の生活の中で初めて生きてくる。
それらを全ての人間が理解をすると、一人一人が個性というものを認めて行くのではないだろうか。
そして、多種多様な個性をお互いに認め合うことで、共存ということが初めて出来てくるだろう。


大切なのは、まずは誰でも個性を持つこと、失わないこと。
次に、その個性は自分自身の為だけではないということを知る。
(自分が自分がという個性は、本当の意味の個性ではないということ)
最後に、個性は共存の中でしか生きないということを理解する。
(他人を個性ごと認めることで共存ということが成り立つ。それは、表面上だけでなくその人全てを認めることで・・・。どちらか片方だけでも成り立たない。お互いに・・・、全世界の全ての国民同士が認め合うことで。)

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