2008年6月27日金曜日

お金 + 暇 = 身体 - 若さ

最近、深イイ話を聞いた。
タイトルにもなっている方程式である。

人間は誰しもお金が欲しい、暇が欲しいと願うだろう。
しかし、実際に得てしまうとどうなるのだろう。
今回聞いた話では、「お金と暇を得た身体は若さを失ってしまう。」というものだった。
これらを得た時に失うものは1つや2つではないだろう。
その中でも若さというものを天秤にかけて表現している。
ここでの若さとは肉体的な若さもあるが、精神的な若さの意味も含めている。

これを聞いた時、共感を得る部分があった。
実際に、お金と暇の両方を手に入れたことがないから全てに共感するということは出来なかったが、暇は手にしたことがある。
忙しい中での長期休暇、もっと大きな暇を挙げれば大学時代の4年間である。
人間は無いもの強請りで暇が欲しいと願うが、実際に得てしまうとそれ程良い気はしなかった。
何をするでもなく、ボーっと過ごし無駄な時間を過ごすことが多かった。
そんな生活が続く中、自分の中の何かが崩れ去る感覚があった。
それが、若さという言葉に共感を覚えたのだ。

暇を手に入れるだけでそれだけのことを感じるのだ。
これにお金も手に入れてしまうと・・・
結果は大体予想が付くだろう。

しかし、手に入れたとしてもこの方程式が当てはまらないこともある。
それは、常に上を目指している人である。
十分なお金を手に入れても、まだまだと思っている人は若さを失うことは無く今まで通りだろうし、暇があっても忙しく過ごす人も同様である。
自分が十分だと思ってしまった時点で人は衰えだす。
この方程式は、自分が満足しているというカテゴリーの中でしか成立しないのだ。

今の自分は、まだまだこの方程式と比べるところまで達していないが、もし達したとしてもいつまでも満足はせず上を求めて若く在りたいと思う。

(お金 + 暇) × 向上心 = 若い身体  の方程式になるように・・・。

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