齢、25歳。
もう立派な大人だ!
と思っていたがそれは見掛けだけだった。
中身は全く成長していなかった。
最近2冊の本を読んだのだけど、その中にこう書かれていた。
「歳をいくらとっても求め続けるものは子供だ」
これを読んだときすごい共感を持つことが出来た。
人間には欲があり、これを捨て去ることは例え仙人であっても無理なことである。
言い換えれば人間は求め続けなければ生きていけない生き物なのである。
そして、その欲求は留まる事を知らず、あれもこれも全部自分の物にしたいといった形で膨張していく。
この本が言うには、求めることがいけないのではない。
どんなに頑張っても求めることを辞めることは無理に等しい。
辞めるのではなく減らすのだ。
多く求め過ぎるところを自制していくのだという事を言っていた。
改めて考えてみると本当にその通りだと思う。
何事も不自由に思うのは自分が高い位置にあるものを求めているから今の状況が不自由に感じる。
今の状況でも満足ではないか。
別に住む家がないわけでもない。
別に食べるものがないわけでもない。
本当に十分足りているのだ。
この本にはとても感銘を受けた。
自分もこんな考え方が少しでも出来たらと思い、足りないながら実行に移してみた。
するとどうだろう。
普段些細なことで感じるストレスが消えていくではないか。
しかも今ある時間、今しかない時間を有意義に使い楽しむ事が出来るではないか。
この本にはこうも書かれていた。
「求めることを辞めると今まで見えなかったことが自ずと見えてくる」
本当にその通りである。
新しい世界観を持つことが出来た。
これはとても素晴らしいことだ。
そして、これが今だけの感情に終わらないように続けて行こうと思う。
本当の大人への階段を登る為に・・・
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